トラウマが資質を暴走させる|ストレングス・ファインダーのコーチング体験記③

2026年10月7日

自分の資質を知り、具体的な解決策も見つかった。

それなのに、なぜか、自分の資質そのものを、好きになれない。

そんな感覚はありませんか。

 

知識として理解できても、心から納得できるとは限りません。

それは、あなたの理解が浅いからではなく、もっと深いところに理由があるからです。

 

私自身、ビジネス系のコーチから受けたコーチングで、具体的な解決策を見出すことができ、成果も実感しました。

ですが、どうしても、自分の資質そのものが好きになれないという感覚を抱えたままだったのです。

 

今回は、自分の資質が好きになれない根っこにあるものに、じっくり向き合うことになった体験について、お伝えします。

 

しずかみちこさんのコーチングを受けた理由

 

 

ストレングス・ファインダーの面白さに目覚める

2019年の12月に、「ストレングス・ファインダー ※1 」のテストを受けた私。

自分の「才能」を「強み」に育てたいと考え、2020年1~3月に、45分×6回(隔週)のコーチングを受けました。  

 

心理カウンセラーとして働いている私は、仕事で抱えている悩みがありまして――。

ビジネス系のGallup認定ストレングスコーチに、仕事の悩みを相談してみたのです。

 

すると、長年、苦手としていたことに、ちゃんと理由があったと分かり、大満足!

そのうえ、ダメなところばかりだと思っていた私にも、活用できる才能(資質 ※2 )がある。

それは、嬉しい驚きでした。

 

※1:テストの正式名称は「クリフトンストレングス」ですが、この記事では、一般に広まっている「ストレングス・ファインダー」という表記を用いています。

※2:ストレングス・ファインダーで使われる「資質」とは、「才能」の集まりで、「強み」のもとです。

 

コーチング体験を経て、ストレングス・ファインダーの面白さに目覚めた私。

「Gallup認定ストレングスコーチの資格を取りたい」と思うようになったのです。  

 

※コーチングを受けた体験記について、関心のある方は、こちらもどうぞ。

 

自分の資質が好きではないことに気づく

ところが、Gallup認定ストレングスコーチの資格を取得するために、4.5日研修コース(Accelerated Strengths Coaching)を受講したとき――。

思うことがありました。  

 

自分の資質が好きじゃない。

「つまらないもの」としか、思えない。

将来、心理カウンセラーとして開業したいから、もっと具体的な展望もほしい。

もう一度、コーチングを受けてみたら、どうなるだろう。  

 

ふと、頭の中にひらめいたのが、「Gallup認定ストレングスコーチのしずかみちこさん」。

「自分の心を殺してはいけない」というブログを書いています。  

 

しずかさんのブログには、ストレングス・ファインダーの活用や、それぞれの資質について、「なるほど~」と、うなってしまうような記事がたくさん。    

それに加え、しずかさんが、ネガティブな感情を生み出す「信じ込み(ビリーフ)」に気づき、自分らしさを見いだしていくというプロセスに、心がふるえました。

 

心の痛みが分かる人だったら、私のことを理解してくれるかもしれない。  

 

そんな思いを胸に、しずかみちこさんのコーチングを受けることにしたのです。  

 

しずかみちこさんのコーチングは刺激的だった

資質についての理解を深める

本当は、しずかみちこさんご本人にお会いしたかったのですが、私のスケジュールの都合で、Zoomでのコーチングに。

まず、コーチングを受ける理由と目的について、お伝えしました。  

 

ちなみに、コーチングを受ける目的は、こんな感じ。

  • 将来的に、Gallup認定ストレングスコーチと、ハコミ認定セラピストの資格をとり、開業カウンセラーとして事業を展開していきたい。
  • その準備として、ブログを始めたが、読んでくれる人がほとんどいないので、へこたれている。
  • 今後、自分の資質を活かしてどうすればいいか。

 

ストレングス・ファインダーの結果を見ると、私の資質は、上位から順に34番目まで表示されています。

しずかさんのコーチングでは、しずかさんオリジナルの説明書を見ながら、「上位資質」についての理解をじっくりと深めていきます。

 

私の「上位資質(スマホだったら、常に立ち上がっているアプリのようなもの)」について、しずかさんは、「12番目まで」と指摘。

「中位資質(スマホだったら、アプリは存在しており、立ち上げようと思えば、使えるもの)」は、13~24番目。

25~34番目の「下位資質(スマホだったら、アプリすら存在しない)」は、使わずに済ませるがいいとのこと。  

 

「資質のポジショニングの図」は納得の嵐

 

 

資質についての理解を深めたあと――。

しずかさんが作成された「資質のポジショニングの図」を見せていただいたのですが、衝撃が走りました。  

 

分かる!

分かるわ!

この流れ!  

 

「資質のポジショニングの図」は、「上位資質を強みとして使うための流れ」とも言えます。

私の調子がいいときは、まさに、この流れですべての物事がおこなわれていきます。

資質が上位から順に並んでいるのではないところも、面白い。  

 

「学習欲」→「戦略性」までが、「感じとる・考える」といった流れ。

新しい知識や技術を学ぶとき、仕事で心理カウンセリングをおこなうときは、この流れを踏んでいます。  

 

「戦略性」で、どのように動くか考えたあと、「人と関わる」、「行動する」に枝分かれ。  

 

「個別化」→「成長促進」が、「人と関わる」といった流れ。

プライベートな人間関係では、もちろん。

何より、仕事(心理カウンセリング)をおこなうときに、この流れはフルに使われています。  

 

「最上志向」→「達成欲」が、「行動する」といった流れ。

仕事ではもちろんですが、「心軽やかな日々を送る」という目的に向かって、この流れはフル稼働しています。

 

「自我」が出しゃばっている

「資質のポジショニングの図」には登場しない上位資質が、「自我(8番目)」の資質。  

 

しずかさんによると、

  • 本来は、中位資質(使おうと思えば使えるが、常に働いているわけではない資質)。
  • 呼んでないのに、出しゃばっている。
  • フル稼働させなくてOK。

 

思い当たる!  

 

自分自身を振り返ると、基本的には――。

「資質のポジショニングの図」の通りに、資質が働いています。

 

ところが――。

「自我」が出しゃばってくると、ほかの資質の働きがさえぎられ、機能不全に陥ってしまう。

 

上位資質は、自分の強みとして活用できる一方で、働き具合によっては、弱みにもなるのです。  

 

今後につながる気づきが得られた

 

 

コーチングの時間が少しあまったので、気になることなど、相談してみました。

 

強みを活かして苦手をカバーする

コーチングの目的には、なかったのですが、「失言などをする判断力のなさ」についても相談しました。

私自身、論理的に考え、判断する力に欠けている自分が残念でならなかったからです。  

 

しずかさんは、即座に――。

共感性が上位にある人は、直感で判断できる。

感情表現ができるような場をもつと、直感がさえる。

 

たしかに、直感で「これ!」と思ったことは、後から実りが多いのです。  

「共感性」の資質を存分に活かせばいい。

「分析思考」などとは質が異なるけれど、判断できることに違いはない。

 

そんな風に思ったので、「夫に対して、感情をぶつけるようになったら、心軽やかな日々が送れるようになったのですが、それでいいのでしょうか?」と尋ねてみたら――。

しずかさんは、ちょっと困った顔をされて、「悪くはないですが、ご主人に、感情表現が必要なタイプだと、事前に伝えておきましょう」と言われてしまいました。  

 

良い働きをする資質でも、強く働きすぎるのは、あまり良くないようです。

ですが、「自分の強みを活かせば、足りない部分をカバーできる」ということを実感しました。

 

資質の暴走の背景にあるものが見えてくる

しずかさんのコーチングを受けて、私が一番気になったのが、「自我」の資質でした。

「自我」は、「ほかの人たちから、重要な人物と見られたい」と願う資質。

でも、私の場合、「自我」の資質が暴走し、私自身を苦しめているように感じられました。  

 

もしかしたら、「自我」が暴走する背景に、幼いころから母に罵倒されて育ったことが影響しているかもしれない。  

トラウマや信じ込み(ビリーフ)が、資質を暴走させるのではないか。

 

そう考え、しずかさんに尋ねてみました。  

しずかさんの返答は、こちら。

  • トラウマ、心の傷、信じ込み(ビリーフ)といったものが、資質を暴走させてしまうことは、とてもよくある。
  • トラウマや心の傷は、親や世間といった自分以外の人の価値観に、自分を無理やり合わせた過程で生まれるもの。
  • 他の人の価値観に自分を合わせようとするときには、自分の資質を本来の形ではなく、ねじ曲げて他の人の価値観に合わせていくため、歪みが生まれて暴走してしまう。
  • 「自我」が顔を出したら、「あなたが頑張ったから、幼い私は生き延びられたよ、ありがとう。でも、あなたはもうそんなに頑張らなくて良いんだよ。もう大丈夫だよ」と声をかけてあげると、落ち着いてくるはず。

 

これまでのことが、一気に腑に落ちました。

私は、「自我」を癒すこと、つまり、ビリーフを緩めることに、時間も労力も費やしてきたからです。

 

自分の資質が好ましく思える

そして、ビリーフを緩め、心の傷を癒すために、私の資質たちが頑張っていることも見えてきました。

  • 「共感性」が「これよ、これ!」と感じた「ハコミセラピー」という心理療法で、ビリーフを緩めている。
  • 「収集心」が集めた、呼吸法、マインドフルネス、慈悲の瞑想は、日常生活で「自我」が暴走するときに活用できている。
  • 「運命思考」が「つらい出来事は、自分が成長するために必要だから起きている」とささやき、気持ちをやわらげる。

 

そのことを、しずかさんに伝えたところ――。

  • 資質がタッグを組んでいて、とてもいい。
  • 周りの資質がそれぞれの強みを活かして、特定の資質の暴走をなだめることは、とても理想的な状態。

 

しずかさんの言葉を受け、私の場合、自分の資質を強みとして使っていくには――。

「暴走する『自我』をしずめていくことがキモである」と、確信したのです。  

 

ただし、「暴走をしずめる」というのは、一度気づけば終わり、というものではありません。

私自身の体験から、日々、くり返し向き合い続ける必要があると感じています。

 

しずかみちこさんのコーチングを受けると、自分の資質が健気に頑張っている感じがしてきて――。

自分の資質が好ましく思えてきました。

私にとっては、大きな気づきだったのです。

 

しずかさんのコーチングに学ぶところがたくさんあったので、その後、しずかさんが主催する「みんなの強み講座」を受講しました。

そして、しずかさんのコーチング手法から学んだものと、私自身の経験を合わせて、私なりの個別セッションを提供するようになっています。

出会いとは、不思議なものです。

 

一人で頑張らなくても大丈夫

資質そのものが好きになれない、という感覚は、わがままでも、努力不足でもありません。

その奥に、幼いころから積み重ねてきた、何かを守るためのパターンがあるのかもしれません。

 

まずは、話してみるだけで構いません。

資質の暴走をなだめようと、一人で試行錯誤を重ねてきた。

それだけで、十分すぎるくらい頑張ってきたということです。

「資質を、心から好きになりたい」と感じたなら、その気持ちを最初の一歩にしてください。

 

私が提供している「ストレングス×パーツ統合アプローチ」では、資質という才能の部分と、それを暴走させてしまうトラウマや心の傷の両方に、一緒に向き合っていきます。

👇 まずは体験セッションから(初回限定・50分・2,500円)

 

 
 
 

 

 

「もう少し読んでから考えたい」という方は、こちらもご覧ください。

 

※資質の暴走をしずめるために、ビリーフを緩めていく方法を知りたい方へ。

 

※親子関係から生じている心の傷をケアしたいと思っている方へ。

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