無理なく無意識にアクセスする「ハコミセラピー」の魅力 マインドフルネス

2026年8月16日

頭では分かっているのに、なぜか苦しさが消えない。

ささいなことで、気持ちがかき乱されてしまう。

そんな感覚を抱いたことはありませんか。

 

それは、あなたの意志が弱いからではありません。

頭で分かっていることと、心の奥(無意識)にあるものは、別物だからです。

 

生きづらさに苦しみ、「心軽やかな日々」を送ることを切望していた私。

自分の願いをかなえるべく、自己探究オタクとなった私が行きついたのが、「ハコミセラピー」という心理療法でした。

この「ハコミセラピー」によって、無意識にあるものに優しくアクセスすることができ、私の心に平穏が訪れるようになったのです。

 

今回は、「ハコミセラピー」の魅力に、「マインドフルネス」がひと役かっていることについて、お伝えします。

 

「ハコミセラピー」の3つの特徴

 

 

「ハコミセラピー」は、1980年前後、アメリカの心理セラピストである「ロン・クルツ博士」が作り出した心理療法です。

東洋と西洋の英知を統合させた心理療法で、身体と心の両方に働きかけます。  

 

「ハコミセラピー」は、トラウマを始めとする、心に傷をもつ人にも効果があり、実際、私も救われました。

クライエント(相談者)のペースを重んじるので、無意識の深いところに手が届き、癒しにつながるのです。  

 

「ハコミセラピー」には、他の心理療法にはない、いくつかの特徴があります。  

 

ノンバイオレンス

全てのものには、なるようになっていく力があるので、あるがままを受け入れ、見守る。  

 

「ハコミセラピー」は、そんな「タオイズム(老荘思想、道教)」の考え方を取り入れています。

そのため、「ハコミセラピー」には、価値観の押しつけがありません。  

 

人の考えや思いに対して、ジャッジ(判断)をしない。  

 

「ジャッジをしない」というのは、簡単なようでいて、とても難しいことです。

多くの人が、反射的に「良い」「悪い」と、ジャッジしてしまいますからね。

だからこそ、何を言ってもジャッジされない環境では、安心して、心を開くことができます。  

 

「ハコミセラピー」には、相手の心を脅かすことがない、「ノンバイオレンス(非暴力)」の精神が、底辺に流れているのです。  

 

※「ハコミセラピー」の「ノンバイオレンス」について、詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

 

ラビング・プレゼンス

「ラビング・プレゼンス」は、英語で「Loving Presence」と書きます。

直訳すれば、「存在を愛する」。

分かりやすく言えば、「目の前にいる相手の存在から、愛を受け取り、味わう」ということ。  

 

「ハコミセラピー」のセラピストは、「ラビング・プレゼンス」をおこないながら、個人セッション(心理セラピー)を行います。

クライエントを問題のある人と見るのではなく、「愛に満ち、事をなす力のある人」として見るのです。  

 

「ハコミセラピー」が「ノンバイオレンス」を実践できているのは――、

「ラビング・プレゼンス」という手法を取り入れているから、と言っても過言ではありません。

 

相手からの愛を受け取りながら、相手と接していたら、「バイオレンス」が起きるはずがないからです。  

 

※「ラビング・プレゼンス」を日常生活で使うと、人と関わるのが楽になります。詳しい手順を知りたい方は、こちらもどうぞ。

 

マインドフルネス

「マインドフルネス」は、仏教で修行の一環として使われていた瞑想が、西洋にわたって普及し、時を経て日本に逆輸入されたもの。

簡単に言えば、「今、この瞬間」に起きていることに、意識を向けていくことです。  

 

ゆっくり深呼吸をしながら、目をつぶり、「今、この瞬間」に起きていることに意識を向けていくと――。

身体の感覚や周囲の音、自分の頭に浮かぶ考え、わいてくる感情、などに気がついていきます。

 

それらを「今、こんなことが起きている」と客観的に眺めていくと、普段の意識状態(顕在意識)がトーンダウンしていくのです。

すると、ジャッジを含めた「考え」が働きづらくなり、心が静かになっていきます。 

 

ハコミセラピーのマインドフルネス

「ハコミセラピー」は、「マインドフルネス」を最初に取り入れた心理療法です。  

そして、一般的な「マインドフルネス」と決定的に違うところは――。  

 

「マインドフルネス」の状態になるときに、セラピストが寄り添ってくれること。  

 

一般的な「マインドフルネス」は、基本的に自分一人でおこないます。

集団でおこなうとしても、各々、自分に起きていることに意識を向けていくだけです。  

 

一方、「ハコミセラピー」のマインドフルネスは、セラピストが一緒に寄り添ってくれます。

しかも、「ラビング・プレゼンス」をしながら、「ノンバイオレンス」の姿勢で、クライエントに起きていることを見守ってくれるし、分かってくれる。

そのため、クライエントは、安心して、心を開くことができます。  

 

安心できる状況で、「マインドフルネス」の状態になると――。

無意識にあるものにアクセスしやすくなる。

無意識に押し込められていた、思い、考え、感情、記憶といったものが、自然と姿を現してくる。

それだけでなく、クライエントのペースで、無意識の中から、必要なものが立ち現れてくる。  

 

「マインドフルネス」を使って、「ハコミセラピー」の個人セッションを行うと――。

無理のない、自然な形で、自分への気づきが深まり、自分の中から答えが生まれてくるのです。  

 

※「マインドフルネス」を日常生活で使う工夫について、もっと知りたい方は、こちらもどうぞ。

 

ハコミセラピーの進め方―無理なく無意識にアクセスする

 

 

「マインドフルネス」を使って心理療法を行う「ハコミセラピー」。

どんな心理療法か、今ひとつイメージできない、あなたのために。

私が、最近、クライエントとして受けた「ハコミセラピー」の個人セッションを、例としてあげてみました。

 

個人セッションで取り上げることを決める

「ハコミセラピー」の個人セッションでは、最初に、何を取り上げるかを決めます。

具体的には、クライエントが、自分が解決したいと思っていることなどを話します。  

 

私は、自分の悩みごとを話しました。

  • 職場で新しく採用された人に、引け目を感じてしまう。
  • 引け目を感じる根本にあるものを探りながら、自分らしく働いていくためのヒントを見つけたい。

 

「マインドフルネス」で感じると自分の内側で展開していく

個人セッションで取り上げることを決めたら。

クライエントは、悩んでいることを思い浮かべたときに、自分の身体に起きてくる感覚を、「マインドフルネス」の状態になって感じていきます。  

 

セラピストに寄り添ってもらいながら、「今、この瞬間」の自分に起きていることを、「マインドフルネス」の状態のまま、ただただ、じ〜っと感じていると――。

次々と、新たな展開が起きてくるのです。  

 

私の場合は、こんな感じで展開しました。

  • 胸が苦しく、のどが詰まるような感じがする。
  • 悲しい思いがあふれてきて、涙がこぼれてくる。
  • 幼いころ、私の弟と比較され、母から罵倒されたことが思い出される。
  • どんなに頑張っても、母からは弟ばかりが褒められ、「私はダメな子。生まれながらの不良品だ」と思っている。
  • 「私が、生まれる前にちゃんと準備をしなかったから、不良品になってしまった」と感じている。
  • じゃあ、弟の遺伝子をもった女の子(私)が生まれたら、どうなるだろう。

 

身体の感覚を感じていると、感情がわきあがり、幼いころの記憶や考えがよみがえり、新しいアイディアが浮かぶ。

「マインドフルネス」の状態のまま、個人セッションをおこなっていくと、こうしたことが自然に生じていくのです。  

 

※私が個人セッションで体験したことについて、興味を持たれた方は、こちらもどうぞ。

 

ここちよい体験を「マインドフルネス」で味わう

「ハコミセラピー」では、個人セッションの最後に、「クライエントが必要としているもの」を得る体験をしてもらいます。

 

必要としているものは、クライエントによって違うため、セラピストが押しつけることはありません。

一緒に、クライエントにとって「ここちよい体験」を探していきます。

たとえば、優しくなでてもらう、安心する言葉をかけてもらう、イメージの中で遊ぶ、実際に踊る・歌うなど。

 

私の場合は、セラピストに、優しく言葉をかけてもらい、安心感を味わいました。

  • セラピストに、「あなたが悪いんじゃないよ。そのままのあなたでいいんだよ」と言葉をかけてもらう。
  • 安心感が全身に広がり、身体にしみていく感じを「マインドフルネス」で味わう。
  • イメージの中で、私の心の中にいる幼い子ども(インナーチャイルド)が、その言葉を聞き、安心する様子を眺める。

 

「マインドフルネス」の状態で、自分が必要としている「ここちよい体験」を味わうと――。

無意識の奥底まで、その体験がしみていき、深い気づきや、安心につながります。  

 

「マインドフルネス」は、無理なく、無意識にアクセスし、気づきや体験を深めるためにも、素晴らしいツールです。

自分のペースで、自分に気づいていきたいあなたに、「ハコミセラピー」をおススメします。

 

ただし、この記事で紹介したような深い気づきは、多くの場合、一人で「マインドフルネス」を実践するだけでは得られません。

安心して心を開ける相手が、そばで寄り添ってくれるからこそ、無意識の扉が開いていくのです。

 

一人で頑張らなくても大丈夫

頭では分かっているのに、変われない。

気分転換の方法を試しても、嫌な気分が抜けない。

そんなもどかしさを感じることもあるはずです。

 

無意識にある本当の思いに気づくには、安心できる関係の中で、じっくり時間をかけることが大切です。

一人で抱え込まなくても大丈夫です。

 

まずは、話してみるだけで構いません。

長い間、一人で抱えてきた。

それだけで、十分すぎるくらい頑張ってきたということです。

「もう少し、楽になってもいいかもしれない」と感じたなら、その気持ちを最初の一歩にしてください。

 

私が提供している「ストレングス×パーツ統合アプローチ」でも、この「マインドフルネス」を活用しながら、あなたの無意識にある思いに、一緒に丁寧に向き合っていきます。

 

👇 まずは体験セッションから(初回限定・50分・2,500円)

 

 
 

     

 

「もう少し読んでから考えたい」という方は、こちらもご覧ください。

 

※何かあるたびに自分を責めてしまう根本原因について、より詳しく知りたい方へ。

 

※「癒しは自分で自分に与えるもの」という考え方について、もっと知りたい方へ。


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